こんにちは〜。やっぱり落ち込んだら「あしたのジョー」です。 男の紋章です。ばんざーい!! 「巨人の星」はお涙頂戴っていうか、笑わなくていいところで笑いが取れてしまう挙句原作者の歪んだ愛情表現が理解できないのでついてけません。 星一徹は困った人ですが飛雄馬よりまし。可愛い所あるし。っていうか、自分の親父だったらうっとおしいけど良いお父ちゃんでもある一徹は素敵だ。 娘の握った握り飯を日本一だというんだから、なかなかにニクイ日本一の日雇い人夫であることよ。 あしたのジョーも歪んでるけどその過程を必然にした挙句、これ以上のラストはないというものにしてくれた「ちばてつや」先生に乾杯!!!ありがとう〜あなたが唯々諾々と原作者のいうままに漫画を書く人だったらあしたのジョーにこんなにも感動したと思えません。「あしたのために・・・」 常に未来を向いてたジョーが左側を向いて終わったってのがなによりものテーマだったのかなあとねえ。漫画は右から左にコマが進行していくし、左に人物が進むと前進右に向くと後退を表すって何かに書いてあったけどさ〜。 ジョーはラストのコマ左だからね・・・・。 真っ白に燃え尽きて灰になったからね・・・。死んでてもそうじゃなくてもいいんだよね・・・。このラスト最高! 原作ではなんと最後、「試合には負けたが勝負には勝った」とか段平のおっちゃんがジョーに言うは、最後にヒロインと日向ぼっこしていてジョーがパンチドランカーによって廃人になったかどうかは分からない・・・。 とかだったらしいんですけど、ちば氏が「ここまでやって、試合に負けたが勝負には勝ったはないんじゃないの!?って思ったんだと〜。日向ぼっこはねんえんじゃない!?とね。ホントそんなラストなら伝説になならなかったし、あのラストを描くテンションだからこその作品だったのかな〜と胸が熱くなるね。リアルタイムは相当な反響だったらしいし〜。 力石が死んだときマガジンで休載してまでの模索があり、講談社主催で力石の葬儀までとりおこなって、日本●軍は「我々はあしたのジョーである!」とかいっちゃった挙句、三島由紀夫が夜中にマガジンを講談社に買いに来たというんだから驚きだよ。ジョーが燃え尽きた年に三島氏自刃だもんな、スゴイ時代だ〜。燃え尽きないはずないよ〜ジョー!! それにしてもあまりにも時代との繋がりを書くと不味いことだらけなためか、文庫収録の批評っていうか絶賛文は著者の個人的な感想がかかれてるんだよね。はっきり言って詰まんないんのもあって「お前なんでこの仕事ひきうけてんの?」って思う人いるけど、体外はそれぞれの青春がうかがえて面白い。といか、あしたのジョーを語るとき作品自体のことを話してても何故かどれも個人が反映されるってあたり、あしたのジョーってのは青春ものなんだなと思うのよね。ボクシングに興味ゼロで「わたし殴りあうのとか見るの嫌なのよね〜」って人でも読んで間違いなしと思うのよね。というか性別を超えない作品はそれまでのもんだと思うんですよね。ホントに素晴らしいものなら何らかの感動を呼ぶに違いない! というか読んでください。漫画なんで、なにも難しくないしさ・・・。 あのどんどん研ぎ澄まされていく経過がたまらないですよ〜。 真っ赤に燃え上がるんですよ〜。 ぶすぶすくすぶってると自分で思うから余計感動するんですかね〜。 充実感に溢れてたら違うんだろうか〜。 今日もまた恥の上塗り・・・。あはは、どうして言うこと言うこと馬鹿馬鹿しいのかね全く〜。
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