4254.0516の日記

2012年10月03日(水) 映画の神様。

 全然眠れていないのに、やっぱりAM5:00頃目が覚める。
 緊張か…。


 今日から新しい仕事。
 ありえないほど緊張している。
 2Wくらい前から、ぐっすり眠れないし。
 早朝に目が覚めるのは、緊張に違いない。

 とりあえず一日目は終了。

 仕事を引き継いだTさんにもメールをしてみる。
 Res:が返ってきて、ようやくほっとする。


 あまりにも緊張が取れないので、やっぱり!と映画を見に行く。
 &新しい仕事が入ってきたせいで、通常の業務も混み混み。
 死ぬほど働く羽目に。

 明日も別件の仕事だけれど、そんなことを気にしている場合ではない。

 出張先から行くことになると、出られる映画館は限られている。
 家からはどうしても遠い場所で、職場からの便がいいところ。


 見たくて見たくて仕方のなかった『夢売るふたり』。
 念願。

 …と思っていたら、なんと西川美和監督&江原由夏さんのトークショー付!!!


 涙…。
 先延ばしにしてしまった甲斐もあり。
 ほんとにわたし、西川監督運抜群。



 『夢売るふたり』 ★★★★★

 『ゆれる』、『ディア・ドクター』と比べると、何とも言えない鑑賞後感。
 やはりテーマが、“おんな”のせいだろうか…。
 あと、何度か見たい。

 確かに、魅力的な女性たちが目白押しで。

 ひとみちゃんはもちろんだけれど。
 (あの髪型、衣装は抜群!VIVA★DressDown。)

 わたし的には、砂羽さんがよかった―。
 かっこよくて、潔くて、きれいで、仕事ができて、しかもエロい…。
 こんな女子、最高じゃないか。

 そして前々から気になっていた、安藤玉恵さん。
 なんと元ポツドール所属。
 だからだー。
 いつも不遇な役が多いのだけれど、上品と下品のぎりぎりのバランスが
 素晴らしい☆
 東北弁の醸し出す雰囲気と相まって、何とも言えない仄暗さが最高にいやらしい。
 大好き―。

 松さんはさすがの貫録だったし、阿部さんとの夫婦感はやはり夫婦のバランスで、
 やっぱりこうやって補い合うものなのだな、と。
 その凸と凹のバランスは、互いを助けるものでもあり、大きなすれ違いをも
 生むものだな、と。


 その後の西川監督のインタビュー。
 特に、“なぜウエイトリフターを登場させたのか”という問いへの答えが
 最高だった。
 こんなに確信を持って、その必然性を語ることができることができるからこそ、
 あの繊細で脆い、ひとみのキャラクターができたんだな、と改めて。

 そして、ひとみ役の江原さん、うそを本当にする、映画を地で行く展開。
 恐ろしき西川演出の怨念…。


 とりあえず、あと数回見よう!


 その後、サイン会にも参加して、西川監督に思いを伝えられたのもよかった。
 本当に美人で、センスが良くて、大好き☆

 健康に気を付けて、素敵な映画を1作でも多く生み出してほしい。


 頑張ったご褒美か。
 映画の神様は、わたしの味方をしてくれているらしい…。


 あっちこっちへと感情が動かされた1日。
 緊張も解け、気持ちが緩む。
 映画でも、「泣ける!」みたいな、わかりやすい場面ばなかったけれど、
 なんとも言えない感情が次々と湧き上がる。

 帰りにマッキーのAL.『Cicada』を聴いていた。
 よく聴いていた時期のことが鮮やかに蘇ってきたこともあり、今ではない
 “いつか”に戻っていく。

 曲が“BLIND”に差し掛かった時、詩を忘れずに歌える自分に驚いた。
 歌っている間に、涙がぼろぼろこぼれてきて、家に帰る道の途中で号泣
 しながら歩いた。


 ♪BGM/J-WAVE


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