4254.0516の日記

2009年07月01日(水) 体育館の2階の窓から射し込んだ光。


 久しぶりにどうしても書いておきたいことがあったので。
 (ちょこちょこと書きたいことはあったのだけれど、実際webを開くまでには
 至らず…。)



 わたしを体育館まで案内してくれた線の細いお嬢さん。

 体育館に入ると、プール中止の鬱屈をよそに、走り高跳びのバーへ次々と
 tryする4年生。

 運動そのものから脱落し、友達とのふざけあいに興じる子。
 騒音と疲労から、別の世界へ旅立っている子。
 ノルマをこなそうと、少し怖気づきながらも助走に踏み切る子。
 上位の記録が視野に入り、鼻息荒く練習を繰り返す子。

 そのうち、1m近くジャンプした何名かが、残りのチャンスの中でさらなる高みに
 挑戦しようとしている様子を見て、クラスメイトからエールが送られる。
 その一体感たるや渦となって、チャレンジする子もそうでない子もみんな
 生き生きとその場を見つめていた。


 その目を輝かせた子どもたちの姿に体育館の2階の窓から光が射し込み、それは
 それはきらきらしていて。
 うっかりすると泣いてしまいそうに輝いて見えた。

 年のせいか、ああいう無意識が為せる人(子ども)の輝きに無条件に弱い!

 あの、線の細いお嬢さんは、どんな気持ちで見つめていたのだろう…。


 そして、おとといは勤務時間を30分も早く間違え、飄々と帰宅していたことも
 わかった。
 おかげで時間に間に合うか逡巡していた“スラムドッグ〜”の断念が決定した。


 というわけで、“余命1ヶ月の花嫁”を見に行った。

 MOVIEmemo。

 ○余命1ヶ月の花嫁 ★☆☆☆☆(瑛太・柄本明のみ★★★)

 思った以上に榮倉奈々は同じような表情しかしていなくて。

 やっぱり瑛太はよかった。
 芝居の問題というより、ちゃんとモノゴトを感じて、その感じたことに真摯に
 生きるという姿勢が出ていた。
 画面に。
 お芝居に。
 そのsensitiveな感じが、ますます良かった。
 感じることに対して丁寧というか。

 そしてもちろん柄本明も。

 Endrollで監督より後に登場する人、はじめて見た!!

 やっぱり、ああいうわかりやすく感動させようとするつくりでは泣けない。
 Modelになった人の生き方の問題じゃなく、それを描いた作り手の問題。

 JUJUの唄はまさに!
 『さよならは言わないでおくよ』をはじまりに持ってくるなんて、凄すぎる…。


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察Blog)
 http://yaplog.jp/4254_0516_2/ (写真diary)





 < 過去  INDEX  未来 >


4254.0516 [MAIL]

My追加