2009年07月01日(水) |
体育館の2階の窓から射し込んだ光。 |
久しぶりにどうしても書いておきたいことがあったので。 (ちょこちょこと書きたいことはあったのだけれど、実際webを開くまでには 至らず…。)
わたしを体育館まで案内してくれた線の細いお嬢さん。
体育館に入ると、プール中止の鬱屈をよそに、走り高跳びのバーへ次々と tryする4年生。
運動そのものから脱落し、友達とのふざけあいに興じる子。 騒音と疲労から、別の世界へ旅立っている子。 ノルマをこなそうと、少し怖気づきながらも助走に踏み切る子。 上位の記録が視野に入り、鼻息荒く練習を繰り返す子。
そのうち、1m近くジャンプした何名かが、残りのチャンスの中でさらなる高みに 挑戦しようとしている様子を見て、クラスメイトからエールが送られる。 その一体感たるや渦となって、チャレンジする子もそうでない子もみんな 生き生きとその場を見つめていた。
その目を輝かせた子どもたちの姿に体育館の2階の窓から光が射し込み、それは それはきらきらしていて。 うっかりすると泣いてしまいそうに輝いて見えた。
年のせいか、ああいう無意識が為せる人(子ども)の輝きに無条件に弱い!
あの、線の細いお嬢さんは、どんな気持ちで見つめていたのだろう…。
そして、おとといは勤務時間を30分も早く間違え、飄々と帰宅していたことも わかった。 おかげで時間に間に合うか逡巡していた“スラムドッグ〜”の断念が決定した。
というわけで、“余命1ヶ月の花嫁”を見に行った。
MOVIEmemo。
○余命1ヶ月の花嫁 ★☆☆☆☆(瑛太・柄本明のみ★★★)
思った以上に榮倉奈々は同じような表情しかしていなくて。
やっぱり瑛太はよかった。 芝居の問題というより、ちゃんとモノゴトを感じて、その感じたことに真摯に 生きるという姿勢が出ていた。 画面に。 お芝居に。 そのsensitiveな感じが、ますます良かった。 感じることに対して丁寧というか。
そしてもちろん柄本明も。
Endrollで監督より後に登場する人、はじめて見た!!
やっぱり、ああいうわかりやすく感動させようとするつくりでは泣けない。 Modelになった人の生き方の問題じゃなく、それを描いた作り手の問題。
JUJUの唄はまさに! 『さよならは言わないでおくよ』をはじまりに持ってくるなんて、凄すぎる…。
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