月。
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あのひとから『会社に泊まるから』と電話を貰って バタバタの仕事をどうにかやっつけて
家に帰ったら 日付はちょうど変わったくらいで
途中で買った たこやきを食べて 溜まった洗濯物をエイヤッと片付けて お風呂に入って髪を乾かして 電話した
受話器から聴こえる ねむそうなあのひとの声
他愛ない話なのに じっと聴き入ってしまうのは きっとあのひとの声が優しいから
『はやく寝ないと』
と のんびり言われて 素直に応じて 電話を切る
そして そのまま 受話器を持ったまま ねむった
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