月。
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2002年08月06日(火) 桜色の痕。

華奢な彼の鎖骨に
綺麗に桜色の痕がふたつ

その痕をゆっくり指先でなぞって
彼の肩を引寄せくちびるを押しあてて思った

どんな想いで痕を残すんだろう

別れた彼女と逢っていようが
別れた彼女と身体を重ねていようが
別れた彼女とそう簡単に縁が切れるはずはなく

半端な私が口を出す領分じゃない

ただ気付いたのは
私はもう彼を愛している
何も出来ないけれど


杏 |MAIL

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