華奢な彼の鎖骨に綺麗に桜色の痕がふたつその痕をゆっくり指先でなぞって彼の肩を引寄せくちびるを押しあてて思ったどんな想いで痕を残すんだろう別れた彼女と逢っていようが別れた彼女と身体を重ねていようが別れた彼女とそう簡単に縁が切れるはずはなく半端な私が口を出す領分じゃないただ気付いたのは私はもう彼を愛している何も出来ないけれど