月。
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2002年06月17日(月) |
認めたくなかったこと。 |
記憶を消す 消しゴムがあったらいいのに
口に出してみたら涙がこぼれおちた
認めたくなかったけれど もう随分前から私は彼のことを 好きになってしまっていた
気付いたら 彼のことばかり綴り 電話が鳴れば彼からかと思い メールが届けば彼からかと思っていた
顔がデカかろうが ジーンズのサイズが同じだろうが 薬指のサイズが同じだろうが 目線が同じだろうが 好きなものは好き
何度も何度も 彼から離れようとしたけれど そう意識すればするほど気持ちは加速して 逢いたいと思う気持ちが止められなかった
そうして罪の意識が芽生え 不安定な関係のまま数ヶ月を過ごし 彼は一緒に暮らしていた彼女と正式に別れた
彼が彼女と暮らしていた部屋には彼が残り 彼は彼女の残した荷物と想いと一緒に暮らしている
彼の持っている罪悪感と 私の持っているそれは 同じだけれど違うもの
これから一緒に居ることを選べるのであれば 知ってしまった記憶を消してしまいたい
それが出来ないのなら私はどうすればいいのだろう
消しゴムがないのなら 私の想いを心の奥底に沈めてしまえばいいのか
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