月。
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宅急便のお兄さんの「お届けモノでーす!」という声で起きた ボサボサの寝起きの姿で荷物を受け取る
寝ぼけていたアタマが活動を始める 昨夜から降り続いた雨はすっかり止んでいた
さて、やることはたくさんあるゾ と自分に気合を入れて、動き出す
電話が鳴る
私の たいせつなたいせつな友達 からだった
『最近はいつも大人数で集まるから、ゆっくり話す時間がないよね。ま、それも楽しいんだけど』
なんて言いながら 積もりに積もった話をひとつずつ 電話は相手の表情が見えなくて苦手に思うときもあるけれど こうして彼女と話す時間が、私はとても好きだ
電話をしながら 洗濯をして冷蔵庫を開けて林檎をかじる お湯を沸かしコーヒーを入れて飲む
話は尽きない 優しく穏やかな時間
だけど彼とのことは話せなかった、話さなかった 彼を、女の部分では必要としているけれど、踏み出せない
必要と思っているのに 彼との未来を思い描くことが出来ない
ずるい私
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