月。
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私はもともと「愛人体質」なのだと思う 否、「都合のいい女」とでも言うのだろうか?
男のヒトに 誰よりも何よりも大切にされることを怖れている 自分がそう思って大切にすることは出来るかもしれない けれど、自分は片手間に大切にされたいと思っている
愛すること愛されること この世の中でこの人しかいない この人に出逢うために生まれて来た そう思うことが怖くて仕方がない
出逢ってすぐに別れることを考えてしまう
人の気持ちはいつか変わる 変わらない気持ちなんてない ずっと一生一緒に居るなんて無理なこと
自分のたいせつなヒトが 自分だけのモノ(こう書くのはとても抵抗がある。だって所有物ではないから) になることが怖くて仕方がない
だからだろうか?
別の場所に きちんと誰かが居て 帰る場所のあるヒトを想ってしまう
でもそのヒトが 自分をその相手のヒトよりも 大切にしたいと言い出したら困る
「ある程度の距離を保って 好きという想いを伝えてくれるヒト 好きという想いを受け止めてくれるヒト」
が居ることを幸せに感じる それ以上望むことはない
所有されたり所有したり 占有されたり占有したり 執着されたり執着したり
そういうごくごく普通のことを怖いと思う
こう書いてみて 家庭環境に問題があるからでは? という風に思われるかもしれないと思った
けれど、それは違う
私の家はごく一般的な家庭で 私は両親や兄弟に大切にされて育ったし 愛されていると自負している
私には反抗期というものがなかった
家族に 大きな声で恫喝されたり 暴力を振るわれたこともない
私自身も両親や兄弟を大切にして来たし 家族を愛している
これからもそれは変わらない
何処で掛け違えてしまったのだろうか
自由だけど孤独 孤独だけど自由
思っているより 傷は深いのかもしれない
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