月。
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昔のメールを 読み返してしまった
彼は 臆面もなく 私に 「愛している」 を 繰り返し伝えてくれた
けれど、もう連絡を断たれてしまった
『> 久し振りだったのに > 私の感情ばかりぶつけてしまったように思います > ごめんなさい、でも止めることが出来ませんでした
いいよ。その為に俺が居るんだろ? 他の誰にも出来ない。そんな君の気持ちを 預けて貰えるのなら、それは俺にとって、 しんどい事ではなく、誇れる事では無いかと思ってるよ。
いろんな事を吐き出して、最後に微笑む事が出来るのなら その顔を見れれば十分。
> けれど、きもちがすこし落ち着きました > ありがとう
おれもそうだよ 君を見つめて、抱きしめて、髪を撫て居るだけでも とても落ち着いたよ。
それにしても大胆にイメチェンしたね。 茶色い髪も似合ってるよ。 やっぱり奇麗だね。杏は。 (調子に乗って顔迄黒くしないように!)
それじゃ、また。
お休み。』
彼に たいせつに たいせつにされていた日々を思い出して 涙が止まらなかった
ひとりでぼろぼろ泣いた
どうしようもなくて 我慢していた気持ちを抑えられなくて 怖くて出せなかったメールを出してしまった
書いた言葉は
『元気ですか?』
それ以上は何も書けなかった
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