|
2003年07月08日(火)
ワタシにとってのゴールデンタイムは、 夕方5時半くらいだ。 世の中のゴールデンタイムには、ワタシは仕事中で家にいない。 そしてワタシのこの黄金時間は教育テレビに決まっていた。 以前は、「おじゃる丸」「ハッチポッチ」「忍たま」と続いた。 毎日楽しみにしていたのだが。 春の番組改編で様子は一変してしまった。
この憩いのひとときに、なんだかわけわからん番組がどーんと乱入。 確かに「ハッチポッチ」は教育上よろしくないと言われても、 「子供にみせたくない番組」の上位にランクインしても仕方なさそうではあった。 ジャーニー、言葉遣い悪いよー。 「テメー、何言ってんだよ」「ばかじゃねーのか」「ふざけんな」 と、教育テレビのキャラとしては、前代未聞の口の悪さ。 でもまた、それがよかったんだけどね。 そういう理由かどうかは知らないけど、 次に決まった番組は「にほんごであそぼ」。 コニシキは出るわ、野村萬斎(←狂言師)は出るわ、神田山陽(←講談師)は出るわ、 出演は豪華なのに何やってるのかちっともわからん。 面白いと思えたのは、つい先日からです。 「あ、これは考えなくてもいいんだなー」と気付いた。 ただ日本語の音とか、韻とか、流れを楽しめばいいんだなーと。
一番好きなのは神田山陽さんの「かたる」。 講談て面白いねー。ちゅーか、話の持っていき方が強引で面白い。
そして、今日の名文。 すっごく高尚な名文が出てきて、 子供が覚えて言い出したら、親は困るよ、きっと。 「己の欲せざるところを、人に施すことなかれ」ってね、 論語よ、孔子よ。 へへへ、ワタシだってすっかり忘れてたよーん。
でもねー、日本語って綺麗だね。 この番組見てね、そう思った。
|