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2002年11月14日(木)

緊急事態。

朝、母の声で目が醒めた。
「ケガしたから、病院行ってくるわ」。
一瞬、何が何だかわからず、「いってらっしゃーい」と言いそうになった。

はたと我に返り、母のところへ飛んでいったら、割れたお皿で手首をばっさり切ってしまったという。
必死で押さえている手首からおびただしい出血…。

大慌ててで近所の総合病院に行ったら、なんと整形外科の医師が今日はいない。ガッテム!!
変わりに来た外科の若い先生に、「無理です」。
年配の看護婦さんがきっぱり言いきった。
「神経や筋までいっているので、専門医でないと」。
それまで、ただ「切れた」くらいにしか思っていなかったワタシは、青ざめてしまった。

ふたたび車で、さらに大きな病院へ。
母は救急へ回されて、ワタシはただ廊下で祈るのみだった。
たまたま、うちの近隣には大きな病院がたくさんある。あっちがダメならそっちと、選べるくらい揃っている。
が、もっと病院の少ない所に住んでいたら、そざかし不安だろうなと思った。
病院、ありがたいです。

幸い、神経はほぼ無事で、手も元通り動くと言う。
本当によかった。
その後、手首を縫ったにもかかわらず、母はデパートで買い物したいとおっしゃる…。
元気なのはいいこと。
ホントに、よかったよ。


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