感想兼日記
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2006年10月09日(月) |
アフタヌーン9月号「おおきく振りかぶって」感想 と父親 |
今日はすごい気持ちのいい秋晴れだったなあ。 夜半の月も煌々と明るい。
今月は父の命日があるためか、先日父の夢を久しぶりに見た。 碁、まだまだヘボながら、なんとか一局打てるようになってきたので、父に指導碁をお願いしてみようか、と思ってる夢。 実際父が生きていたら九子でも勝てないだろうが、夢の中でわたしは六子くらいで、とか虫のいいことを考えていた。
父繋がりで阿部のお父さんのこと。ついでにアフタヌーン9月号の「おおきく振りかぶって」感想。以下ネタバレ →崎玉戦2回裏、西浦の攻撃。バッターは阿部、ってとこから、3回裏西浦の攻撃、ワンナウト満塁の場面でバッターまた阿部。彼の‘待つ’作戦にハマってしまった崎玉バッテリーがまんまとフォアボール押し出し、で西浦に追加点が入り、たまらず崎玉キャプテンがタイムをとってチームを立て直すとこ、まで。 (恥ずかしながら、さっき9月号読み直してて‘崎玉’山へんってことに初めて気付いた。‘埼玉’土へんだとばかり思ってたよー。正しくは‘崎玉’で読みは‘さきたま’高校)
阿部のお父さん初登場の前に、応援席で三橋お母さんや花井お母さんと話す阿部お母さん証言、試合前日のタカとお父さんの会話。 「崎玉高校の5番の対策はあるのかってお父さん聞いたら タカが‘敬遠するんだ’って言っててね そいで2人でニヤ〜〜〜っと」
わたしにとってはすごい衝撃。高校生の年頃の息子が、父親とまともな会話交わすってある? スポーツ界ではよくあることなのかな。横峰父娘とか浜口父娘とか……。あ、でも娘か。息子はどうなんだろう。阿部家が特別なのかな。 お父さんもすごいよ、息子のことよく分かってるもん。 翌日試合がある、くらいは平均的な父親でも知ってそうだけど、相手が崎玉で、その5番が10割の強打者だってことも把握してる。 後に登場して、いかにもどこか野球チームの監督をしていそうな風貌だったから詳しいのも納得したが、‘そいで2人でニヤ〜〜〜っと’だよ?! 目線が息子と対等だ。いや正確には監督と選手くらいの差はあるだろうけど、息子に対して支持的な態度(つか気が合ってる)なのもわたしにとっては衝撃だったんだ。 うらやましい! 阿部父、ヘッドスライディングで一塁にすべり込むもアウトになっちゃった三橋に対しても「バッターナイスラン!!!」 厳しくして、なにくそと伸びる人もいるだろうけど、支持されるってうれしいよね。モモカンも前向きな指導だし、ほめて伸ばすの賛成だなー。ナニゴトもバランスが必要だとは思いつつ。 お父さんとタカが二人でニヤ〜〜〜っとしてるとこ見てみたいなー! でも見なくてもなんか目に浮かぶ〜〜〜。
もひとつ印象的な場面。 阿部の‘待つ’作戦で押し出しで点やっちゃった崎玉バッテリー、特にキャッチャーに対する阿部の独白。 ‘にしてもあの捕手はひでえ’ ‘お前がそこに座ってるイミ 半分もはたしてねーぞ!’ キャッチャー、あるいは野球経験の差が顕著に出てるんだろうなあと感じた。阿部は中学時代にたくさん泣いたもんね、としみじみしちゃった。 大地はこれからだよ! でも阿部には敵わない……かもね……←
10/10 1:05
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