ウラニッキ
You Fuzuki



 TRPGセッションで遊んでます

今年の2月から続けているTRPGのセッションを遊んできました。今回で確か5回目。新加入メンバーさんのキャラが濃くてねェ……。そろそろ持ちキャラの影を濃くしてあげないとあかんですな。

私の持ちキャラはエルフのシリル君。ステータスは「器用度:19 敏捷度:15 知力:17 筋力:8 生命力:11 精神力:17」……ってこれエルフのステータスじゃねえよ(笑)
知力精神力が高くて筋力生命力が低い、というエルフの傾向は確かに反映されてるんですけど、普通に人間で振っても充分ありえる範囲におさまってしまいました。敏捷度15ってほとんど最低レベル。パーティでも真ん中なんですけど! アリにも劣るんですけど!(笑)
逆に筋力は、エルフの中ではかなり高いほう(エルフは最高でも9)。力持ちだったんだね、シリル君。それでもパーティ最弱だけどね。

エルフですので主技能はシャーマン(精霊使い)。戦闘で敵をぶちのめす魔法の多い、ソードワールド戦闘の華、らしいです。イメージではソーサラー(魔法使い)のほうがどっかんどっかん撃ちそうだけど、ソードワールドのソーサラーって補助魔法のほうが多いんだよね。
それからサブ技能にシーフ。パーティ編成時、他にシーフ向きがいなかったので取りました。生まれつき持っていたシャーマン技能より、みずから身につけたシーフ技能のほうが本人の性格をあらわしてるはず。と考えてたら、なんとなくキャラクターの方向性が見えてきました。

ヒカリモノが好きなんですよ(笑)なにせ最初のお買い物で、所持金の半分費やして使いもしない高品質の銀製レイピアを買ってしまうくらいですから。ついつい服飾とかにお金を使ってしまっていつも金欠。
だから収入の機会は見逃さない。仕事をするときは必ず報酬を吊り上げようとするし、失敗したときの保険もかける。
特にアンティークの工芸品とかが好き。シーフ技能は、スリや盗人よりは遺跡の盗掘を目的に身につけたと思われます。ひとさまから盗むのは良くない、というよりは、盗むと後が面倒なのであんまりしない。ので、あとが面倒そうでなければもらっちゃうかも。
でもシャーマンなので、銀以外の金属は身につけられないんだよねー(笑。剣とかの武器は金属部分が体に触れないからいいらしい。GM談)きっと最終目標はミスリル銀のチェインメイルだ。

どう考えても彼のこーゆー美的感覚はエルフ社会では異端です。金属加工の技術を持たない種族ですから。きっと地元では芸術オンチと思われてます(笑)
おそらく、たまたま集落に人間の商人が持ち込んだアンティークアクセサリーかなんかにえっらく感動して「人間社会にはこんな美しいものがあるのか!」とうきうきと出てきたのでしょう。

それから特筆すべき性格として「フェミニスト」。せっかく男性キャラをやるので、パーティの紅一点に対して男性が男性をやるときには出てこないよーな台詞の数々を吐いてやれと思ったんだよね、と今思い出しました(笑)
そうそう、私こないだのセッションで「フェミニストだけど女好きなわけではない」云々主張して「あれ、ただの女好きと思ってた」と言われてしまったんですが、初期のログを読み返してみると確かに女好き自称してる! しまったぁ!(笑)


えーと、一応今回のセッション前に考えてみた設定を書いてみますと。

彼の暮らしていた小さな集落では、ここ数百年くらいで、病気や事故や偶然が重なって男女比が崩れてしまっています。大体男女2対1くらい。
もともと長命で繁殖にあまり執着しない種族ですし、そこまで危機感があるわけではないのですが、ちょっと女尊男卑というか、なににつけても女性尊重、女性優先が集落では基本になってるんですね。シャーマンは癒しの技を女性しか持てないということも加わって、この集落に生まれ育った若い男エルフは「女性は敬い、守るもの」と叩き込まれて育ったのでしょう。

シリル君のフェミニストっぷりは、基本的にこの躾に根ざしています。特に彼はエルフとしては頑丈に生まれたので(笑)身体を張って女性を守るのは、彼にとってはごく普通のことなんです。
そういうわけですから、美女とか若い女性だけに弱いわけでもありません。ちっちゃな子から年配のご婦人までオールオッケー。よぼよぼのおばあさんだと、彼の目に果たして女性として映っているのかちょっと疑問ですが(笑。たしかエルフって適当なあたりで外見年齢が止まるんじゃないっけ)。一般的な基準での美人さんなら、故郷でキョーレツなのを何人も見てきてますし、外見に惑わされることはまずありません。
要するに、彼にとっての女性というのは、女神様みたいなもんなんですね。色恋の対象ではなく崇敬の対象なわけです。

ちなみに、男は彼にとって利用するものです。いや、そんな教育を集落でしていたわけじゃないんだが(笑)人間社会にやってきて初めて自分が非力であるという事実を思い知り、生き延びる知恵として自分より力がある男を利用することを覚えたんでしょう。たぶん戦士系男性キャラには微妙にコンプレックスあったりするんだろうなぁ。

……つーのがキャラクターのイメージだったわけなんですが。どうしよう。というかそもそも上の設定がロールプレイに活かされてないよ! これだったら今回ジリたんがカエルに飲み込まれそうになってるのにザコに構ってる場合じゃないじゃーん。助けに行けよ(笑)まあ、ザコ敵をサクサク片付けることでファイターの負担減らして救出しやすくしてやったんですよきっと。うん、そうに違いない。最善の手段であれば、「自分が」助けることにはこだわらない、と思う。

おお、書いてたらだんだんキャラがつかめてきたよーな気がします。初期設定とのズレはこの際忘れてもらって(笑)次回はこの方向で頑張ってみようかな。

2006年05月07日(日)
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