MRIと血管造影検査とで諭吉が飛んで行った。 私は60歳代だから3割負担だ。
一方、去年の緊急入院で手術もして26日間の入院で、高額医療の恩恵を受けたから10万でおつりがあった。
同じように人工関節の手術を受けた後期高齢者の人がちょうど1か月入院して、払った医療費は5万円でおつりがあったそうな。 いくら保険料を払っているからと言っても、ふつう1か月の生活費が5万円弱で収まるとはとても思えない。
高齢者にとって日本の健康保険制度は何と有難い事かと思う。 だがそれは相互扶助という形で若い人たちと言うか、健康な人たちからの恩恵にほかならない。
でも有難い反面、日本の財政を考えると誰でも病気になどなりたくはないけれど、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。 私ら団塊世代が老いていくこれからのことを考えると、空恐ろしくなる。
私はちっとも暴言だとは思わないけれど、終末医療というか安楽死や尊厳死のことをもっと真剣に話したい。 主人は「俺らがそのことを話すのはまだ早い」と言うけれど、 介護の現実は惨い。 国はこれから老人が増えて、施設も病院も手一杯になるから自宅介護を進めていくらしいが、誰に診てもらうの???
誰の辞世だったか・・・死ぬときは死ぬがよかろう。なのだ。。。
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