ふとしたことから 寝酒を覚えてしまった お酒は好きだけれど たくさんは飲まない ビールも中ビン1本くらいだし 濁り酒は好きだけれどふつうの日本酒と焼酎は苦手だし ウイスキーだってコーラやジュースで割ったもので十分だ だのに 年とともに 眠れない日が増えてきたので思いついて夜中にワインを飲んだらす〜っと寝れたもんだから、時々ワインを飲むようになってしまった これだと夜中に目覚めることもない 台所へ行くのが面倒な夜は暗闇のなかで天井を睨んでいる 味をしめて安いワインを買ってきてストックする有様 こういうことは何故か行動が早い
お正月に特養に入所している姑の面会に行ったとき 比較的 元気な入所者が百人一首を楽しんでいた ヘルパーさんが読み上げる句にみんな笑顔で興じていた 子どもの頃や若かったころを思い出しながらなのか みんなとてもいい顔をしていた 姑もとても機嫌がよくて 「いくつになっても 息子が可愛いいてしょうない ヒロのこと頼むわなぁ」 と 私にダンナのことを言う そんな姑に私自身の息子や娘に対する思いを重ねてしまって、何気に目頭があつくなってしまった 「あんたにもろた靴下がぬくいわ」と 膝をさする姑の手をそっと握った 兄弟の間でいろんな感情があるのも事実だけれど 家で見てあげられなくて特養のお世話になっていることもまぎれのない現実だ 私は姑の姿にいつも20年くらい先の自分の姿を見る そんな姑の50代はどんなだったかなぁ、と今朝は過ぎた日々に思いを馳せている
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