春は、いろいろなお花が咲き、日本の四季でも一番美しい季節ですが、 花の中で私が一番好きなのは、チューリップです。
いつ頃から好きだったのか、と考えてみると多分中学生時代くらいからなのではないかしら? それから沢山のお花を活けたりして、好きな花はどんどん増えていきました。 ガーベラやフリージヤ、ポピー・・・ 結構単純(笑)なお花が好きな私のようです。 繊細なお花というよりは、それだけで華やかなものが好きなのかもしれません。 活けてみると、見た目に繊細で美しいお花って、なんだか寂しげになってしまうんですよね。 もともと多種を活けるより1点から2点、しかも色は絶対に3色まで。 というシンプル好みの私にとって、活きてくるお花はおのずと お花自体が華やかでないと引き立たないからなのです。 チューリップは、花びらも豪華、葉っぱも豪華、また開いてしまったときの 表情までを計算して花器に活けるのが、いいんです。 暖かいお部屋ではあっという間に開ききってしまうチューリップなので、 もっぱら飾るのは玄関になります(^^;)。 開ききってしまう前に、冷たい空気でまた閉じて、 そうやって数日を過ごすチューリップの生命力は見事なんですよね。 とうとう落ちてしまった花びらを見て、お疲れ様、と声をかけてしまう私。 チューリップって開いてしまうと格好悪いけど、 それがまたなんだか私にはいとおしくなるんですよ。(変ですねーー)。
今日はそんな一番大好きなお花を、一番大好きな貴方に贈ります。
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