人は両足で歩くが、片足でケンケンすることもできる
人は家族で育まれるが、一人で生きていくこともできる
片足でケンケンをするなら、上半身に力を入れると速くなる
一人で生きるなら、学歴や金銭、名誉、地位などがあると楽になる
両足で楽に歩くなら、上半身に力が入らない方が向いている
家族に恵まれるなら、学歴や金銭、名誉、地位などがなくても気にならないことがある
家族が人生の目的だという人もいるし、学歴や名誉などが目的だという人もいる
両足で歩く人もいるし、片足で歩く人もいる
どちらもどちらも
上半身に力を入れて精一杯の方が向いている人もいるし、リラックスしてゆったりと歩くのが向いている人もいる
どちらもどちらも
山登りの時に、片足のケンケンだと使う筋肉が固定されて苦しくはなる
病気の時に、独りだと肉体も思考も閉塞して苦しくはなる
反対の足を怪我をしてしまうと途端に歩きにくくはなる
離婚や死別すると途端に投げやりになって悲嘆にくれるようにはなる
命の育みは、人間を両足歩行として与えた
けれども、人は片足も両足も選ぶことができるようになった
大いなる命の流れがあることが、ただただ、ありがたく想うようになった
両足も片足も体験し、楽しんでほしいものである
そこに大いなる命の流れを感じられる契機がほかされている