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「 絶対的自我33 −煙草の悦楽と同じ− 」
2016年06月10日(金)



 深夜三時就寝、三時間睡眠のケダルサ

 自暴自棄にはコッソリと悦楽が隠されている

 死に近づいて生を充実させるという、この世の最高の悦楽が

 おまえは前日、死に近づくほど、頑張ったのだ、という


 一本の煙草も同じかもしれない。

 自暴自棄にはコッソリと悦楽が隠されているという。

 ニコチンの中毒性ではなく、いやニコチンよりも強い、この世の最高の悦楽が

 
 愚かさゆえの煙草の飲食習慣ではない
 
 煙草の害悪を認識したうえでの、選択の結果である飲食習慣なのだ

 同じく選択の結果としての深夜の三時就寝、三時間睡眠なのだ


 どうしても止められない

 のではない

 生を謳歌するために止めないだけなのである


 近代思想の理性、などでは止められない

 のではない

 聖なるものに近づきたいという、より人間らしいものを欲するだけなのである


 この肉体と精神の関係を、肉体の死に縛られている精神のあり様を、絶対的自我、という。


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