やっと横にいてくれるようになって
闇夜からワンルームに戻る時の寂しさがなくなって
けれど、あなたは本能の炎にチリチリとお尻を焦がされ
つぎへ行こう つぎへ行こう と
なにが無いよ なにが無いよ と
あれが欲しい これが欲しい と
時が経ってる 肉が老いるよ と
ちょっとちょっと待って欲しいな
だってやっと横にいてくれるようになったのだもの
おぎゃあと親から産まれ出でて何十年
これから朽ちてみんなと一緒の世界にいくのに何十年一緒にいるのだから
もうちょっと 側にいるだけの喜びを味あわせて欲しいな
ううん それだけで十分かもしれない
独りで産まれた悲しみも 独りで朽ちる喜びも
やっと横にいてくれるようになった それだけで充分だって