月陰に噛み浸かれて 気紛れに突き放されて 大小の葉たちが不規則に重なり合って 弄ばれて 沿い続けた影独り うつし世を掻き消そうとする 無尽蔵に奪い尽くそうとする 無意識へと追いやろうとする 何時でも必ず輝く人工ライトに太い眉を寄せた 左手を寄せた 注記:題字は禅語「打葛藤」を意識して