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■2007年06月29日(金) ― プレイングマネージャーとハケンと ― 私の誕生日は約3ケ月前。「お祝いをまだやってなかったね」と高校時代の友人Hちゃんが連絡をくれた。こういうことを忘れずにいてくれるのはうれしいことだ!いいタイミングで仕事が早く終った日があったので、Hちゃんと久しぶりのお食事会。 最近疲れ気味なので辛いモノを食べて元気を出したい、というHちゃん。リクエストに応えてタイ料理の「ムアンタイなべ」へ。メニューを見て、唐辛子マーク3つの激辛メニューをチョイス。辛いモノ、大好き♪ シンハービールも蒸し暑い夜だからよけいにおいしく感じたわ。 Hちゃんだけでなく私も最近、平日はずいぶん疲れている。仕事そのものは好きだし、やり甲斐も感じている。だけど、会社というのはなかなか難しいトコロで、その中で毎日過ごしていると精神的に“消耗している”感覚があるの。 今の私の立場は副主任。おかしなことに課長というクラスの人間がウチの部署にはいないので、必然的に「管理的な業務」は主任と副主任がやることになる。こうなると純粋に制作の仕事だけに没頭するわけにはいかなくてさ…。 上司の気まぐれ的な命令には毅然とした態度と意見とでうまく対処し、 後輩の能力を伸ばして育てて、 部署内の人の和に気を配り、 問題があればなるべく早く解決策を練り、 他部署との連携も考えて効率良く仕事を進行させて、 なおかつ自分自身の仕事も山のように抱えて…。 いわば「プレイングマネージャー」みたいなものなんだよね。コレがいかに大変なことかを痛感している今日この頃。でも今どきこの「プレイングマネージャー」タイプって、時代に逆行しているような気がしてならない。 …と、こんな話も少しだけHちゃんに打ち明けながら、食事は進む。 Hちゃんはというと、長いこと派遣社員として多くの企業で働いている。Hちゃんを含め、派遣やアルバイトという立場で働く知人たちの話を聞くと、どうも世の中の「社員」たちは「派遣さん」に契約以上の重責のある仕事を押し付けてヘーキな顔をしているパターンが多いみたいだね。生真面目な「派遣さん」ほど一生懸命に仕事に取り組んでいるので、そこにつけこまれている感じがする。同じ「社員」として働いている身分として、こういう話は情けない思いになるわ。 お互いの会社での苦労話をしつつ、でも決して堅苦しくならないのは、相手がHちゃんだからかな。彼女独特のユーモラスな視点を通しての「会社での人間ウォッチング」は、おもしろくて笑いっぱなしだったわ。気づくと終電間近!Hちゃん、バースデイプレゼントをありがとう。また美味しいモノ食べて、いっぱいおしゃべりしようね。 |
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