■2005年10月13日(木)
― F1日本GP観戦記(3) ―
(2)よりつづく 決勝スタートの前に行われるドライバーズパレード。各ドライバーがクラシックオープンカーに乗って、コースを一周して回る。私は車のコトはよくわからないけど、珍しいクラシックカーがたくさんあったようで、車好きなBFも楽しんでいたみたい。 パレードが終わりスタートももうまもなく…、観客席の興奮も最高潮に。
↑ちょっと写真では見えにくいけど、TAKUMAと書いてある旗と大きな日の丸の旗が観客席に!この光景に思わずジ〜ン。
この段階でカメラはカバンにしまったの。「撮らなくていいの?」ってBFに言われたけど、ここから先は、カメラのレンズを通してよりも、自分の肉眼でしっかりと観たかったからね。 朝からのいいお天気で、路面はドライコンディション。 さぁスタート!私たちのいる1コーナー付近は、レース最初の肝心なポイントになる場所だと思ってはいたけど、ここで琢磨が…!バリチェロとともにコースを大きく外れてしまったの。 その後、最終コーナーでビルヌーブとモントーヤが接触。モントーヤがリタイヤ。コンストラクターズ争いでは、マクラーレンを応援していたのでこの結果にはがっかり。波瀾続きのオープニングラップ。 レース中盤では、アロンソ−ライコネン−ミハエルの争いで盛り上がった。目の前で繰り広げられる、数回にわたるオーバーテイクは鳥肌モノ。本当にぞくぞくしちゃった。 可笑しかったのはジョーダンのマシン。コーナーを曲がる時に必ず「ブッブブブ〜ッ」って勢いのあるオナラみたいなエンジン音を響かせるんだもの。そのたびに、BFと顔を見合わせて苦笑い。 後半になり、トップはフィジケラ。このまま行くかなと思ったけど、ここで黙っているようなマクラーレン&ライコネンではなかった!じりじりとフィジケラに詰め寄るライコネン。なんとファイナルラップでフィジケラを追い抜かし、そのままチェッカー。劇的な逆転勝利!!予選17番手からのライコネンの激走に、観客はみんな拍手喝采!
↑おめでとう、キミ!優勝したライコネンのマシン…なんだけど、なぜか背景にはモントーヤが。
こうしてレースが終わった。帰り際ピット手前付近を見ると、鈴鹿サーキットのスタッフたちが列になり、観客席に向かって一礼していた。その姿にじ〜んときちゃった。彼らスタッフの大きな努力のおかげで、良いレースができるんだよね。お疲れさまでした!
ありがとう鈴鹿、さようなら鈴鹿。
JTBのバスツアーは名古屋駅で解散。新幹線の時間まで余裕があるので、お目当てのミソカツでも食べてから帰りましょうかね。 今回は、経由地の名古屋で“でらうまい”モノをいっぱい食べるのも、大きな楽しみだったのよ。きしめん、名古屋コーチン、ひつまぶし、天むす…、ミソカツ&エビふりゃあの定食でシメ。ああ、おいしかった! 興奮と感動で、華やかなキモチになったこの2日間。想い出がいっぱいできたよ。
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