■2004年06月02日(水)
  ― みんなちがって みんないい ―
 昨日は帰宅途中に久々に本屋さんへ。実はコレってかなりキケン…、本屋さんと洋服屋さんでは、そう必要でもないモノをつい衝動買いしてしまうの。
 案の定、ワナに簡単にはまってしまい3冊の本を購入。そのうちの2冊、「ダーリンは外国人」「ダーリンは外国人(2)」(小栗左多里・著)は、欧米外国人のカレと国際結婚した著者のマンガ&エッセイ本。面白くて、帰りの電車の中でこみあげる笑いをこらえながら、あっという間に読んじゃった。
 結婚は“違う者どうしが一緒に過ごすこと”だから、国際結婚に限らず相手が日本人でも“相手と自分との違い”を感じるのは当然のこと。その違いを、著者の小栗さんのように明るく面白がって肯定的に捉えると、ふたりの関係はきっともっと楽しくなるんだよね。
 私とBFも実はかなり違う部分がいっぱい。ハンバーグの付け合わせは、BFは断然キャベツの千切りだと言うけど、私はブロッコリーやニンジンを煮たモノが合うと思う。リンゴを食べる時、BFは実を切ってから皮を剥き、私は皮を剥いてから実を切る。ワイシャツのアイロンがけは、BFは襟から始めて私は特に決めずに気ままにやっていた。
 そんな小さな違いを発見すると新鮮なオドロキがあるし、今までの固定観念で作られたカベがす〜っと消えるカンジがして、この瞬間がなんだか楽しかったりするの。
 BFに限らず、友人や知人との関係や仕事の場においても、私との違いを新鮮に感じて楽しんだりさらに大きな影響を受けることもある。かといって、自分なりのコダワリや譲れないモノもあったりする。そのへんとのバランスは難しいんだけど、「ダーリンは外国人」でも引用されていた金子みすゞの詩のように“みんなちがって、みんないい”、本当にその通りだよね。




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