■2003年11月10日(月)
― 選挙の思い出 ―
昨日の選挙、みんなは投票に行ったかな?私はもちろん行ったよ。国民の大事な権利だものね。 選挙で思い出すのは、高校生から数年間やっていた近所の投票所でのアルバイト。バイトの仲間は私と同年代の子たち。和気あいあいとして楽しかったけど、それ以上に良かったのは「投票って大事!」という意識を持てたコトだった。 前日から、会場を掃除して机を運んで整えて準備万端。当日は朝早くからお仕事。バイトの主な仕事は、有権者の投票ハガキを受け取って確認のスタンプを押したり、ハガキを忘れたヒトには名簿と合わせてチェックしたり、投票用紙を渡したり、投票の順序や出入り口を案内したり、投票用紙に記入するエンピツを削ったり…。 それくらいしか仕事がないから、有権者が投票に来ないとヒマでしょうがない。すると眠たくなってしょうがない。だからいっぱい投票所に来てほしいなぁ…なんてのんびり考えていたけど、選挙管理委員のおじさんたちはもっと真剣!1時間おきくらいに現在の投票率を電話で報告し、有権者の来場に一喜一憂する選管のおじさんたち。投票率はお天気にも左右されるから、雨降りだともうがっかり。 選管のおじさんたちは、国民ひとりひとりが真剣に選挙と投票に取り組んでくれることを、じっと願っているように感じたよ。それで私も、自分たちの国や街の政治を、しっかりと担ってくれるヒトを選ぶのは大事なコトだとわかったの。投票所のバイトをしていなかったら、今ごろテキトーに棄権ばかりしてるイイカゲンなオトナになってたかも。高校生の私にとってはいい勉強になったバイトだったな。
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