とあるお店でお昼をたべたときのことです。
ちょっと離れた席に男性二人組がやってきました。 そして、お店のおじさん(たぶん店長兼コックさん。ほかに人いないし)に 「スパゲティと珈琲一つ」と注文しました。 そうか。ひとりはもうお昼食べてきたんだろうなあと聞くともなく聞きながら私は本を読んでいました。
それから私の頼んだ定食(ハンバーグランチだったかな)が来て、食べていたら、おじさんが向こうのテーブルにやってきて 「はい、スパゲティです」といって スパゲティ2皿持ってきました。 おおい、間違ってるよ!! と私はこころのなかで叫びましたが、なにも言いませんでした(いや小心者だし) すると。 「あ、あの」と二人のうちの一人がいいかけましたが 「…やっぱり珈琲はいいです」 そういって、二人でスパゲティを黙々と食べていました。 …いい人って、いるんだなあ。 と思いました。
ちなみに私はその店に3ヶ月ほどあけて2度行ったのですが いくたびに 「旅の方ですか?」と聞かれるのですが。
「…いや地元です」という2度とも会話を交わし。 どうしてかなあと思いつつ、ふと気が付きました。 そうか。たぶん、鞄がリュックで大きいからだ! (よく考えたら一泊は出来る大きさだ。本とか手袋とか勉強用のテキストとかいろいろ入ってるしなあ…)
しかし。 2度も行って覚えられないというのは…。 そしてデジャブを感じないのか。この会話に。 とすると、記憶力は私と同じくらいだなあ。おじさん。 (ちょっと親近感。でもいいのか。客商売なのに…)
料理は結構美味しいんだけどなあ。 私が行くのが土曜日のせいもあり、混んでなくて超穴場な感じのお店です。
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