砂肝

2002年04月01日(月) 「痕」について、もしくは私はいかにして18禁ゲーマーとなったか

すべての功罪は電撃プレイステーションにある。

といったら言い過ぎでしょうか。

少なくとも
私が電撃プレイステーションという雑誌を読んでいなかったら
私が「痕」という18禁のゲームに手を出すことはなかった
もしくは
もっと遅い時期にやっていたことだろうと思います。

あれは何年前だったか。

たしかもう5年ほど前のことではないかと思います。
私は毎月のように電撃プレイステーションという雑誌を購入していました。

ご存知の方もおられるでしょうが。
電撃プレイステーションというのは
家庭用ゲーム機のプレイステーションについての専門誌で
プレイステーション用に発売されたゲームの攻略及び紹介を行っている雑誌です。

が。なぜか。
その当時の電撃プレイステーションには
他のゲーム機やPCゲームについての紹介のページも載っておりまして。
ちょうどそのときは「痕」を紹介していたのです。

詳細は覚えておりませんが
えらく力の入った紹介のされ方をしていまして。
とにかく面白い。
やって損はない。
4姉妹が可愛い。
というような内容ではなかったかと(正確ではありませんが)。

その時まで私は18禁ゲームはやったことはありませんでした。

しかしパソコンは持っておりましたし、18歳以上でもあったので
まあ1度くらいやってみてもいいかなあと思ったわけです。
それでたまたまとあるお店に行ったところ
「痕」がおいてあるではないですか。

おお。これがあの。

と手にとってはみたものの。
裏をみて「う…これは」と思いました。
つまり、18禁特有のシーンが印刷してあったわけですよ。

これは、買いにくい…。

と一度はあきらめお店を出たものの。
どうにも気になって気になって。

2、3日おいてついにまた買いに行ったのです。

お店の同じ棚に「痕」は置かれたままでした。

それからレジに持っていくとき
「しばらくこのお店では買えないなあ……」
と思ったのは忘れられません。ええ。

でもそんな苦労?にたがわず「痕」は素晴らしいゲームでした。
たしかに18禁としなくては出せないだろうなあと納得もできましたし。
4姉妹も可愛かったし。
猟奇的な面も確かにありますがどの話もクオリティが高く、
とあるストーリーではついつい涙してしまいました。
ゲームで鳥肌がたったのはこれが初めてかもしれません。

というわけで今でも時々18禁ゲームをやったりもするわけですが。

今はネットで買えるから楽ですね。
えへへ。



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夏野 [MAIL] [HOMEPAGE]

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