サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
2003年09月18日(木) |
次女をサズカリました |
本日18日午後2時48分、次女を授かった。名前は未定。2896g、51.5cm。11時頃入院し、3時間余がんばった。助産婦さんが言うには「超々安産」。しかし妊婦にとって「痛くない」という意味ではないらしい。立ち会い出産だったが、ほんとにもう、のた打ち回るわ、叫ぶわ、最後はたぶんもう少し待ったほうがよかったんだろうけど、我慢しきれずにいきんで生まれた。ずっと手を握っていたが、痛みの極致の表情を見ているのはこっちもつらく、生まれた瞬間は感動というより「終わった」という安堵感が先に来た。前が比較的楽だった(というか、僕が到着してすぐに生まれた)ため、こうやってしっかり長時間生みの苦しみを見るのは初めて。実に、ママはがんばりました。
両親の到着まで出産がもつように、と祈り始めたのは8月20日。それから1ヶ月近くも持ちこたえてしまい、ついに一昨日の診察では「予定日を1週間過ぎたら陣痛促進剤を使う」と言われてしまった。高齢出産だしやむを得ない面もあるが、素人目には促進剤にいい印象がない。我ながら勝手なものだと思いつつ、「もたせて」の祈りは「何とか早く」に変わった。しかし・・・蓋を開けてみれば、予定日当日の出産。これが私たちの信じている神様のお計らいであった。まるで手のひらで踊っていたような、終わってみれば「なあんだ」だが、如何に自分が神様に委ねきれない弱い人間かを思わされた。
うちに電話すると、かいが出たので 「かいくん、赤ちゃん生まれたよ。」 というと、 「うまれたってー!!」 と大きな声で興奮気味に叫んでくれた。かいも待っててくれたんだね。女の子だけど、かわいがってよね。
先週から2回目に読んでいた「パルモア病院日記」(新潮文庫)が出産する親たちにお勧め。出産とはかくも神秘的な過程を経るのだ。生まれて産声をあげるまで、赤ん坊も必死にたたかっていたのだなあ。創造主なる神様を賛美します。
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