きよこの日記

2004年08月06日(金) 目的として休む

今年の夏休みの目的は休むことです。
いつもだと自由な時間ができると何か計画を立てたり、目標を立てたりしてしまうのだけど、今年は、とにかく休養一番!

健康を取り戻すのです。
目覚まし時計をかけずにぐずぐず眠る日が続くうちに、ちょっとずつ余裕ができてきました。

今日は“健康回復院”に行ってみる。
“健康回復院”とはなんぞや。

病院でもマッサージでも整体でもない。
紹介してくれた子いわく、「とても怪しいんだけど、確かにそこに行ってから調子がよくなった」とのこと。
その事実があるならばやってみる価値があるかなあ、と思って予約をしました。

そこは紹介でしかお客をとらず、しかも民家で看板も出ていませんでした。
おそるおそる呼び鈴を押すと、ごく普通のおじさんが出てきました。
その家にはおじさんとその家族のものらしい表札が出ていました。
玄関を入ってすぐの部屋に通されました。
ごく普通の6畳間。

やってもらったことは、カウンセリングと催眠療法みたいな感じ。
「ストレスや悩みが脳と体の各部分の連絡を鈍らせている状態だから、悪いイメージ、経験が体に影響を与えている状態を断ち切ることをやります。なるべく具体的に、原因を思い浮かべてください。それが特定できればほとんど解決したも同然です」

そして、私の中の原因というものを具体的に頭に思い浮かべながら

♪ドレミファソラしど〜

と唱えたりしました。

確かに、すごくシリアスな出来事だったのにもかかわらず、ハ長調の音階がBGMに流れると、すごく牧歌的なムードすら漂いました。

ここまでだと「なんだ思い込みの問題なのか?」って感じなのですが、

「あんまり人に相談したりすることは得意じゃないですね。いろいろと自分の中で考え込んでしまいますね。先の先のことまで考えるけど、きまってマイナス思考ですね」と、突然言われて驚いた。

私はそういうそぶりはしていなかったし、初対面の人にそういう指摘をされたことは初めてだったから。

おじさんがそう判断した根拠は、私の体で、首の右後ろにある筋肉が極端に弱っていたことだそうだ。

その筋肉が弱る人というのは先に述べたような性格的な特徴があるんだそうだ。

そして、その筋肉が弱ることによって、伸びきり、頭を正しい位置に保つことができず、うなだれた状態になってしまい、ほかの筋肉がそれを補おうとするため肩が凝ったり、頭痛がしたりという症状が出てくる、と。
なるほど。
弱った筋肉を鍛えるための体操を教えてもらってその日はおしまいです。

いつの間にか背を丸めてうなだれた姿勢が癖になっていたよ。
背筋を伸ばして、あごを上げる。それだけでも少し気持ちが前向きになるきがする。


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