2018年10月02日(火) |
おらおらでひとりいぐも 若竹千佐子 |
若竹千佐子 河出書房新社 2017
STORY: 夫を亡くし、子供たちとも疎遠になって一人で生きている桃子さん。孤独なようでいながら、桃子さんの頭の中にはたくさんの人の声が存在して…。
感想: 芥川賞を受賞した作品。面白そうかなーと思って読んでみることにしたけれど、やはり芥川賞を取っただけのことはある…というか。
正直なところ、結末がよくわからなかったな…。
娘や息子の育て方を間違えたと思いつつ、毎日を一人で過ごす桃子さん。私は孤独の中で、いろんな声に囲まれながら死んじゃうのかなーと思ったんだけど、この結末はそうではなく…。
やはり生身の人間同士の関わりが大事ってことなのかなー?
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