感想メモ

2018年06月25日(月) ワンダー 君は太陽

 久しぶりに映画を見に行ってきた。

 オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)は、両親の遺伝子の不幸な組み合わせのせいで、顔の奇形を持って生まれた。手術を何回も繰り返し、10歳まで学校には行かずに、母・イザベル(ジュリア・ロバーツ)が家で勉強を教えていた。

 10歳になり、みんなが新しい学校になるタイミングでオギーは初めて学校に行くことになる。優しい父・ネート(オーウェン・ウィルソン)、高校生の姉・ヴィア(イザベラ・ヴィドヴィッチ)ら家族が見守る中、オギーは校長のトゥシュマン先生(マンディ・パティンキン)のもとへ。

 校長は気を利かせて、3人の子供たちをオギーに紹介し、学校案内をさせる。奨学金をもらっているジャック(ノア・ジュプ)、金持ちの息子・ジュリアン(ブライス・ガイザー)、子役をしていることを鼻にかけているシャーロット(エル・マッキノン)。

 3人の子供たちはオギーに好奇の目を向け、オギーは嫌な思いをする。学校が始まると、オギーはみんなから避けられるように…。

 姉のヴィアはいつもオギー中心でいる家庭の中で、さびしい思いをしていた。それでも、親友のミランダ(ダニエル・ローズ・ラッセル)が前まではいたので平気だったのだが、高校に入ってから、ミランダは近寄らなくなってきた。何が起きたのかわからないヴィア。

 そんな時に出会ったのが、ユーモアのあるジャスティン(ナジ・ジーター)。次第に二人は仲良くなって行き…。

 オギーのほうも、理科の才能を活かし、ジャックに答えを見せてやったことから、ジャックと次第に親しくなる。

 母・イザベルもホッとして、オギーが生まれてからやめていた論文を書くことに再挑戦することにする。

 しかし、オギーはジャックの本音を聞いてしまい、友達不信に。そこに声をかけてくれたのは、サマー(ミリー・デイビス)。

 オギーはもともとの頭の良さ、ユーモアのある性格から次第にクラスの子供たちとも打ち解けていくが…。

 子供たちの友情や成長、そして、高校生の友情や恋愛模様、家族のあり方など、盛りだくさんの内容を入れながら、非常に感動的な作品に仕上がっていて、号泣ものだった。

 すごく良い映画を見たと思う。

 しかし、こういう映画を見ると、自分の子育てはどうなんだろうとつい思ってしまう。もっとよい母親になれるんじゃないか?とか…。

 まあ、難しいけど。

 それと、アメリカのいじめ問題も日本と似たような感じなのかと…。

 金持ちジュリアンは、いじめの証拠を押さえられて、両親が校長に呼ばれるのだが、両親の態度がひどい。日本のドラマなどでも、両親が開き直るシーンが放映されているが、アメリカでも同じなんだなと。

 親として思うけれど、もし自分の子供が卑怯なことをしていたら、頭を下げられる人になりたいとは思う。でも、そういう人の子供はいじめはしないのかもしれんなー。逆にいじめられるのか…。


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