感想メモ

2018年03月31日(土) わろてんか


 NHKの朝ドラ。吉本興業を創業した女性をモデルとした話だけど、人間関係とかはフィクションなところが多い。

 てん(葵わかな)は、薬問屋の娘として生まれる。本来は取引先の関係の伊能(高橋一生)とお見合いをし、結婚するはずだったが、幼い頃に旅芸人の藤吉(松坂桃李)と運命的に出会い、忘れられない。ひょんなことから再会した二人は、駆け落ちをすることに。

 嫁ぎ先は老舗の米問屋だったが、藤吉がとんでもないことをしでかしたことから、経営が傾き、倒産することに。藤吉本人は芸人として大成しなかったが、芸を見る目はある。そこで、てんは藤吉に寄席をやったらよいと提案。

 二人は苦労しながら、寄席を手に入れ、風鳥亭をオープン。最初は全然人が入らないが、苦労を重ねて、大阪一の笑いの殿堂を作り上げていく。

 というようなストーリーなのであるが…。

 最初のほうの展開がいまいち…。とにかく藤吉のダメっぷりがすさまじく、どう見てもお見合い相手の伊能の方がいい男だし、藤吉と駆け落ちをする心情がいまいちなんだよなー。

 そして、芸人どものダメっぷりも最初の方はひどいし…。

 そして、そして…こんなことを言ってはなんだけど、私的には藤吉が死んでしまってからのほうが、面白かったかもしれない。

 芸人さんたちのキャラも立ってきたしね。どうせなら戦中のことや戦後のことももっと突っ込んでやってほしかったわー。


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ゆうまま [MAIL]