感想メモ

2018年03月25日(日) FINAL CUT(ファイナルカット)


 12年前、何者かが保育園児を殺害。慶介(亀梨和也)の母・恭子(裕木奈江)は園児が通う保育園の園長で、園児を預かっている最中の出来事だった。

 恭子は警察から重要参考人としてマークされると同時に、マスコミから犯人のように扱われ、世間からも冷たいまなざしで見られるようになり、高校生の慶介を残して自殺。結局、重要参考人死亡ということで、事件の犯人が誰かもはっきりしないまま、事件は未解決となっていた。

 12年後、慶介は警察官として働く傍ら、メディア被害者を救済するサイトを友人の大地(高木雄也)とともに立ち上げ、かつて母を追い詰めた報道番組「ザ・プレミアワイド」の関係者をマークしていた。

 それとともに、慶介が真犯人と目星をつけている小河原祥太(山崎育三郎)の一家に近づくため、妹の雪子(栗山千明)、若葉(橋本環奈)の二人に恋人となるべく接近していた。

 また、警察内では、母の事件と関連のある署に異動になったことを機に、当時捜査を担当していた高田副署長(佐々木蔵之介)に事件のことを追究していく。

 慶介は真犯人を暴き、捕まえることができるのか? そして、報道番組のメンバーたちへの復讐はどうなるのか?

 というようなお話である。

 視聴率はそれほどでもなかったと思うが、見出すと結構面白くて、7歳の息子も釘づけ。特に音楽とかが気に入ったようで、最終回は録画を消さずに何度も繰り返し見ている。何がそんなに息子を引き付けるのかはわからないが、息子の年齢では多分内容をすべて理解するのは難しく、何度も見ているのかもしれない。

 最終回まで真犯人が誰なのか、どんな顔なのかも全くわからず、また最終回で、その男が真犯人であることをどのように暴くかも緊迫感があって、見逃せなかった。

 報道陣を演じた杉本哲太、水野美紀、やついいちろう、林遣都も癖のある感じでよかったし、その大ボスのキャスター百瀬を演じた藤木直人は、今までいい人役が多かったようなイメージなのだが、こういう役もなかなかいいなと思った。


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ゆうまま [MAIL]