感想メモ

2018年01月14日(日) 都庁爆破(ドラマ)


 新春スペシャルドラマとしてやっていた「都庁爆破」。

 「シン・ゴジラ」などでも思ったけれど、都庁が爆破されるシーンなどを流すニュース番組とかワイドショー、都庁の様子を動画で撮影する野次馬の人々なんかがすごくリアルだったな。

 物語は、IF(アイエフ)という国際テロリスト組織のリーダー・エム(渡部篤郎)が都庁でテロを起こすところから始まる。

 元自衛隊員で、爆弾処理班として活躍していた本郷裕二(長谷川博己)は、爆弾処理中の事故のPTSDで、爆発音などを聞くと、体が動かなくなってしまう症状に悩まされていた。

 夫婦仲もうまく行っておらず、離婚届を渡す本郷。妻・麻由子(優香)と娘の朝美(平沢宏々路)は、3人でクリスマスを過ごすために先に都庁の展望台へと向かう。

 そこにテロが起こり、麻由子と朝美は人質として展望台に閉じ込められてしまう。

 なぜか居合わせたアメリカ国防総省の担当情報次官のケイン高村(吉川晃司)は本郷とともに都庁内に潜入。爆弾を処理し、階上の展望台を目指すのだが…。

 長谷川博己を見ると、やっぱり「シン・ゴジラ」を思ってしまうし、吉川晃司はちょうど「精霊の守り人」でジグロをやっていて、ジグロ〜!とつい思ってしまうし…。

 話としては、日本版「ダイ・ハード」みたいな感じ。こんなに強い人がいたらいいけど、実際、この人たちがいなかったら、人質たちはみんな死んじゃっただろうし、都内にVXガスとかも巻き散らかされたかもしれない。

 対応するのは都知事の大池(寺島しのぶ)。総理(リリー・フランキー)は早々に東京を逃げ出し、都知事に全部丸投げ。

 お前みたいなやつはシン・ゴジラの放射熱戦にやられてしまえ〜!!!とつい思ってしまった。

 都知事は「最後までここに残る」と言ったところはまあよかったが。

 そして、子役の朝美は、携帯を取り上げられたときにも携帯を隠したり、すごいなぁと思った。

 なのに同級生のバカな親子のせいで命の危機にさらされる。

 あの出来事のあと、バカ親子どもは出てこなかったが、その後、どうしたんだろう? 気になるわ。

 許せん!!

 IFはISだろうし、ほかにもオウムかな?と思う宗教集団とか、都知事は小池さん?と思わせるような場面もあり、リアルだった。

 ISのやり方を見ていると、このようなことをいつ起こしてもおかしくないよなーと思うし。

 その場に居合わせたら、自分ならどうできるかなぁ? ちょっと考えてしまった。


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