感想メモ

2015年07月03日(金) 海街diary

 吉田秋生原作、是枝裕和監督の「海街diary」を見てきた。

 鎌倉の古い家に住む三姉妹。長女・幸(綾瀬はるか)はしっかり者の看護師、次女・佳乃(長澤まさみ)はちょっと男にだらしない銀行員、三女・千佳(夏帆)は父親の記憶がほとんどないスポーツ用品店の店員。

 三姉妹のもとに父の訃報が届き、葬儀に出ることになるが、そこで腹違いの妹・すず(広瀬すず)と出会う。

 すずは父と母が離婚する原因を作った女性の娘であるが、その女性は死に、父は連れ子のいる陽子(中村優子)と再婚していた。

 継母と血のつながりのない弟と残されるすずを気の毒に思った姉妹は、鎌倉に来ないかとすずを誘う。すずは鎌倉で新しい生活を始めることになるが…。

 鎌倉の美しい自然と風景が素晴らしい。鎌倉の古い家がまたいい味を出している。四季折々の移り変わりとともに、人間関係も少しずつ移り変わっていく。

 そこには人の死や離別や愛憎があるけれど、それでも日々は続いていく。

 自分が生まれたことによって一家庭を壊してしまったのではと悩むすず。再婚した母(大竹しのぶ)や大叔母(樹木希林)にきちんと自分たちでやれるということを見せようと必死になる幸。

 幸は妻のある男性(堤真一)と不倫をしており、まさにすずの母と同じことをしていて…。

 行きつけの食堂のおばさん(風吹ジュン)と喫茶店のおじさん(リリー・フランキー)が子供たちを暖かく見守ってくれている。

 鎌倉のゆったりした時間の中に様々な出来事が美しく描かれているという感じ。

 何か重大な事件が起こるわけではないけれど、でも、日常で起こる小さな出来事でも、家族にとっては一事件だったりするし、そういうことの繰り返しで家族の絆が深まったりするんだよね…。

 とてもよい映画だった。


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ゆうまま [MAIL]