| 2015年06月25日(木) |
マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜 |
  いい加減な夫(岡田義徳)と離婚し、シングルマザーとしてお弁当屋を経営する希子(木村文乃)は、育ての親である祖父(竜雷太)と同居することに。
息子・陽斗(はると・横山歩)の保育園が決まらず困っているところへ、しずく幼稚園の園長(室井滋)からうちの幼稚園に来ないかと声をかけられる。
しかし、そのしずく幼稚園はお受験幼稚園として名高く、通うのはお金持ちの専業主婦の子供ばかり…。浮きまくる希子…。
持ち前の明るさとずうずうしさで、ママや子供だけでなくその家族までをも巻き込み、各家庭の問題を解決していく。
もともとワーキングウーマンとして活躍していたけれど、子育てのために家庭に入ったみどり(安達祐実)。夫(丸山智己)はほかの女性と浮気し、みどりのことをないがしろにしている。そんなみどりを守りたいと思ったのがサッカー教師・磯山(上地雄輔)。みどりは夫の浮気に耐えかね、娘の梨花(矢崎由紗)と磯山のもとへ逃げるが…。
医師の夫(桜井聖)と結婚した元看護士の聡子(長谷川京子)は、姑(長谷川稀世)のいびりに耐えつつ毎日を送るが…。
元ソフトボール部のバッテリーを組んでいた友人の由紀(貫地谷しほり)は公務員の夫(篠田光亮)の給料では様々な費用がまかなえず、パチンコや危ない人妻斡旋クラブにのめり込んでいき…。
大富豪の毬絵(壇れい)は希子に心を許すようになる。夫(豊原功補)はお弁当屋の経営のことを教えてくれたり親しくなっていくが、彼らには引きこもりの長男(望月歩)がいて…。
シリアスな展開(?)の中にも、くすっと笑える要素なども入っていて、そこまで肩ひじ張らずに見られる感じだった。
そして、お金持ちもそうでない人も、専業主婦も働く母も…みんな、子供を抱えていろいろ悩んだりしているんだなーと。
個人的には由紀の意地悪が怖かったね。高校時代は親友だったはずなのに、この意地悪具合はどうなんだ? 貫地谷しほりは今までなんとなくぽわーんとした役柄ばかり見てきたけれど、「いい気味」みたいな笑い顔がものすごい意地悪そうで怖かったよ。
こんなに意地悪されて、それでも許して仲良くできる希子ってある意味、すごいな…。私なら無理そう。
安達祐実の母親っぷりもよかったね。やっぱりうまいのかも。
皆さん、存在感のある女優さんばかりで、見ごたえがあった。
市役所の職員の田中直樹、お弁当屋さんを一緒にやっている接客下手な渋川清彦、幼稚園の担任の瀬戸康史もいい味出していた。
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