感想メモ

2015年02月03日(火) グリーン・グリーン  あさのあつこ


あさのあつこ 徳間書店 2014

STORY:
大学を卒業し、田舎の農林高校の国語教師として赴任することになった翠川真緑(みどりかわみどり)はその名から生徒にグリーン・グリーンというあだ名をつけられ…。

感想:
 失恋の痛手を立ち直らせてくれたのは兎鍋村のお米だった。その美味しさにひかれ、農林高校の教師となることを決意した真緑。

 彼女が受け持つことになったのは1年2組園芸・栽培科の25名の男女。個性的な生徒たちに先生たち。雑用に追われつつも教師として次第に成長していく姿を描いている。

 真緑はなぜか畜産科の豚とちょっと哲学めいた話をしてしまったり…。

 生徒と年が近いせいか、生徒たちの心情や成長がよくわかるみたいなのもよかった。

 農業や園芸の未来の姿は後継者不足などで危機を迎えているような気もするが、この中に出てきた朝日山先生の言うように頭を使えば何でもないようなものから新たな道が拓けるのかもしれないと、目からウロコって感じの面も。

 爽やかな感じで、安心して読める作品で、面白かった。

 続編もできそうな感じの終わり方。まあ、ないとは思うけれど、あったら読みたいかも。


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