感想メモ

2014年04月02日(水) 君のいた日々  藤野千夜


藤野千夜 角川春樹事務所 2013

STORY:
妻の久里子が病死してから1年あまり、まだ妻のことが忘れられずに過ごしている夫・晴生。夫の晴生が出先で急死してから1年あまり、塾の手伝いを始めた妻・久里子。2人の世界がパラレルワールドのようにつながり…。

感想:
 話は晴生編と久里子編の2つから成り立つ。

 久里子のことが忘れられずに泣いてばかりの晴生。息子の亜土夢からはちょっと冷たくあしらわれている。

 仕事も閑職について、何かというと久里子の面影を探し、久里子に話しかける日々。

 久里子のほうは晴生が急死した朝に喧嘩をしてしまったことが心残りである。息子の亜土夢は母には彼女の写真を見せたり、父に対するよりは優しいかも。

 登場人物も重なっていて、それぞれの相手に対してみせる顔がちょっとずつ違ったりして…。

 それと、二人はおいしいものを食べるのが好きだったみたいで、色々なお店なんかが出てくるんだけれど、それがまたおいしそうな感じ…。

 時とともに少しずつ相手のことを忘れたわけではないけれど、前に向かって進んでいけそうなそんな感じがしてよかったかな。


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