  大島真寿美 光文社 2013
STORY: 短大時代の友人ノンからの突然の電話。それは、当時亡くなった男の子の夢を見るという内容。ちょうど同窓会のお誘いが来ていたが、同窓会には行けない者同士がノンのところに旅行に行こうという話になり…。
感想: 主人公たちは多分私と同世代ぐらい。40代の彼女たちは、それぞれに違った人生を送っている。
独身で犬と二人暮らしな上、職を失っていたり、両親の介護に明け暮れていたり、結婚していても子供ができなかったり、連れ子とうまくいってないような気がしたり、夫が浮気をしていたり、また離婚していたり…。
歳月は20年も経っているのに、出会った途端、学生時代のような気持ちになれて、何でも話せてしまうような、心強いような気がしてしまうのはなぜなんだろう? でも、なんだかわかる気がする。
そして、起こった3.11…。
そのとき、彼女たちの心にさらに変化が起こって…。
色々な女性の生き方がある。そして、震災でその生き方を見つめ直すことができたのかも。何が本当に大切なのか…。
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