| 2013年04月14日(日) |
勝ち逃げの女王 垣根涼介 |
  垣根涼介 新潮社 2012
STORY: リストラを請け負う会社に勤める真介の今回のクライアントは…大手航空会社のCA、大手音楽会社、そして、ファミレス…。
感想: 「君たちに明日はない」シリーズの4作目。相変わらず軽いノリながら、扱うテーマは重いわけだけれど、でも、重くも感じさせない作りである。
今回はJALがモデル?と思う航空会社や、ヤマハがモデル?と思う音楽会社、そして、デニーズのこと?と思うファミレス…。
軽いノリなので、結構さらっと読めてしまいながら、世の中の職業とはこういうものか…と思えるのが面白い。
今回は真介の会社の社長・高橋がなぜ会社を立ち上げたのかの経緯みたいなのも描かれていて興味深い。
そして、リストラする仕事とはいえ、対象の人物が自分なりの人生を前向きに見つめて、最善の道を選んでいってくれればそれでいいと思い始めた真介の心情も読み取れて、興味深かった。
|