スティーヴン・スピルバーグの最初の作品らしい。テレビで放映するために撮られたものを映画版に改良したらしく、長さは短い。
いつものように仕事に出かけた男が、道でトラックを追い越したことから、そのトラックに執拗に付け狙われ、命を落としそうになるという話である。今で言うならストーカー。
無差別に執拗に狙ってくるところが恐ろしい。やり過ごしたと思っても、再び車を走らせると待ち伏せしているトラック。他にも車が追い越したはずなのに、なぜか男だけが狙われるのである。
なぜこんなことが? 理不尽になる男の心理描写も素晴らしい。
トラックには様々なナンバープレートが・・・。犠牲になった車のものなのかな・・・と想像すると、このトラック運転手は今までにも同様の手口で何人もの人を葬ってきたのだろうか。
このトラック運転手の顔は最後まで明らかにならない。顔もわからない人物に追いかけられることで、恐怖がさらに増しているように思った。
ちなみにこの作品はわずか10日ちょっとで全部を撮影したらしい。若い頃のスピルバーグがチャンスをものにするためにがむしゃらになっていたことがわかる。スピルバーグのこのインタビューも面白いので、興味がある人は必見。
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