東野圭吾 講談社文庫 2005
STORY: 不治の病にかかった息子の最期を目前にし、父は母に「過去に息子に会ったのだ」という話をし出す・・・。
感想: NHKの夜ドラ『トキオ 父への伝言』 の原作本。最近文庫本が出たので読んでみることにした。
結末がわかっているだけに、最初の部分からなぜか涙が出そうになる。最後を知っていて読むと、胸に来るものがある。
やはり父・拓実はものすごい嫌な男に描かれている。でも、だからこそ、最後の感動があるのかもしれない。
過去と現在がつながって、終わりを読んでからもう一度はじめの方から読んでみると、さらに泣けた・・・。
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