感想メモ

2005年06月28日(火) Lady Love 全8巻  小野弥夢


小野弥夢 講談社 1982〜1985
(ちなみにこの写真は私が読んだものではないバージョンです)

STORY:
貧しい家に育ったレージデージはバレエを無償で習わせてもらえることになり、クインバレエのバレエ学校へ。そこでマーシーと出会い・・・。

感想:
 最初の巻を見たときに、多分読んだことがあると思った。忘れていたけれど、最後までは読んでいないにしろ、最初の巻は絶対に見たことがあった。もしかしたら小学生くらいの頃、友達が持っていて読ませてもらったのかもしれない。絵に見覚えがありすぎた。しかし、内容はすっかり忘れていた。

 一言で言うと、遠距離恋愛だな・・・という感じ。マーシーと踊りたいという夢を持ち続けるレージデージ。けれど、その夢はいつもすれ違いになってしまう。

 それから、これはちょっとネタバレになるけれど、どうしてこうバレエの漫画ってダンサーを死なせるのが好きなのかなあ・・・。他の漫画でもガンで余命いくばくもないダンサーというのが数多く出てくるような。そして、大体の場合、治療より踊りを選ぶんだよね・・・。どうしてみんなこういう展開なのかなー。あとは体が弱かったり何かの事情で踊れない人が出てきたりとか・・・。

 この漫画、時代がとても古いので、ソ連だとか亡命だとかというような内容が出てくる。久しぶりに「ソ連」という名前を聞いた。何となく「ロシア」で定着しているので、違和感を感じてしまった。あの頃はそれが当たり前だったのにねー。

 でも、絵がすごくきれいだし、バレエのシーンもいいし、解釈の仕方とかも面白いし。結局最後まで楽しく読んでしまった・・・。


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