2005年02月21日(月) |
デイ・アフター・トゥモロー(DVD) |
先日読んだ『浮き足立ち症候群』に地球温暖化の問題が取り上げられていた。その中に、温暖化のせいで氷河期に突入するというような内容があり、それは映画『デイ・アフター・トゥモロー』で述べられている・・・とあった。夫に聞いてみたら、一応科学的に正しい根拠を元にして作られた映画だということで、一体どういう理論なのかとか、もう少し詳しく見てみたいと思った。そこで、この映画を夫と一緒に見ることにした。本来私はあまりこういう映画は好きではないのだ。
内容は父と子の信頼関係を元に、異常気象により北半球のほとんどが氷河期のようになってしまう(それも突然)という大災害を描いた映画で、その災害のダイナミックな映像は、いけないのだろうが、美しいとか壮絶だというのを感じてしまうほどであった。でも実際にこういう災害が起きたら本当に恐ろしいと思うのだけれど。
とにかく息子が父を信頼しきっていて、この年代の息子としてはすごいのではないかと思った。素直というか、本当にまっすぐに育ったのね・・・という感じで、父親の育て方がよかったのだろうと思わされた。
色々な災害が続き、これでもかというくらいハプニングが起こったりするので、飽きさせないで最後まで見られる映画だと思った。
この映画では大統領が結構いい人に描かれていた。副大統領が科学者の意見に耳を貸さなかったために避難が遅れて大惨事となるのであるが・・・。この副大統領は生き残り、自分のことを悔い改めたみたいだった。なんとなくこの辺、アメリカをちょっと皮肉っているのかなという感じだった。
それと日本の描写が一部出てくるのだが、あやしい日本だった。どうやらこの映画によると、日本も凍結するみたいだ。となると、アメリカなら陸続きだからメキシコなどに避難できるのだろうけれど、日本じゃ逃げる場所がないなと思ってしまった。
それとこのDVDはDTSというサウンドシステムなので、ホームシアターなどを作っている人が見ると、映画館と同じような臨場感が得られる。
|