感想メモ

2005年01月10日(月) 負け犬の遠吠え(ドラマ)

 あの話題作がドラマ化ということで、案外楽しみにしていた。キャストもかなりゴージャスな感じで、軽く見るには楽しめたような気もする。

 結局負け犬とか勝ち犬とかはただの呼び名であって、勝ち負けはないというようなことを伝えるドラマの仕上がりになっていた。つまり、負け犬は負け犬なりに、勝ち犬は勝ち犬なりに楽しいこともあればつらいこともあるのだ…というのがわかりやすく描かれていた。

 私はとりあえず勝ち犬側に入ってしまったわけだが、鈴木杏樹の勝ち犬主婦の姿を見て一番に思ったことは、やはり専業主婦だとしても何か自分の世界を持たなくてはダメだということ。もちろん子供や夫のために尽くす生き方も大切だとは思うが、それだけでなく、ほかの人の立ち入れない自分だけの世界が必要だということ。そうすれば、もし子供が巣立っても、夫が仕事で帰ってこなくても、とりあえずは気持ちを発散できると思う。誰も帰ってこない家で一人でボーっとしていることくらいつらいことってないような気がする。

 ということで、自分は趣味をあきらめない方がいいかもなーと、さらに思ったドラマであった。

★原作は負け犬の遠吠え
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