引っ越しして忙しかった間に読んだ本についてちょっとまとめておきます。
★ 『イギリス人はおかしい』 高尾慶子 文春文庫 2001 リドリー・スコット監督家の家政婦を務めていた著者がイギリスについて思うところを書いた本。昔イギリスに短期でホームステイしたことがある私なら面白いのでは?と夫が貸してくれた。時代が著者がイギリスに行ったころのことから、最近のことまで幅広く、また私が短期でホームステイして感じたものと同じ風に思うところもあれば、やはり生活を何年かするのとそうでないのとでは違うのかなとも思う側面もあった。
★ 『ダーリンは外国人』 小栗左多里 メディアファクトリー 2002 前に2の方を先に読んでしまったが、ようやく1の方も読むことができた。トニーの系譜(?)みたいなのがわかったり、やはり最初にこっちから読んでおくべきだったと思った。
★ 『ゴーマニズム宣言 EXTRA1』 小林よしのり 幻冬舎 2004 日本の食生活を考える内容のものと、『世界の中心で、愛をさけぶ』に関する内容のものが読みたくて借りてきた。 食生活を考える件については、アメリカ産の牛肉などに対しても恐ろしさを感じた。今は入ってきていないけれど、これで全頭検査をしなくても輸入が可となったら、恐ろしい気がするし、買わないほうがいいかと思う。本当は国産がいいのだろうが、高いので最近は豪州産にどうしても目がいってしまう。また、中国産などの野菜類も危ないと思った。元々農薬がすごそうで外国産の野菜は極力買わないようにしているが・・・。あとうなぎはホルモン剤で大きくするそうで日本のものとは別物だとか。先日あまりの安さに中国産うなぎを食べて、ゴムのような食感にこれはうなぎではないと思ったし、安くても食べ続けたら危険では?と感じていただけにうなずける内容であった。 ほかに鯨問題であるが、これは『美味しんぼ』でも書かれていたことがあるのだが、生態系のバランスが崩れかかっている今、捕鯨問題はもう一度見直されるべきだと思う。哺乳類だから頭がよい、すなわち食べるのはかわいそうということらしいのだが、それもよくわからない論理だと思う。 関係ないが、小林よしのり氏の秘書が変わったらしいことに驚いた。そして多忙さにも驚く。その思想のすべてに納得でき共感できるわけではないけれど、これからも自分の意見をバンバン書いてほしいものだ。ちなみに普段の私は全然固いことは考えていないので、たまにこういうのを読むと頭がパンクしそうになる・・・。
|