2003年07月07日(月) |
ももこのトンデモ大冒険 さくらももこ |
徳間書店 2001
さくらももこが不思議なというか、怪しいというか・・・そういう体験をしたのを綴ったエッセイ。
いやぁ〜、さくらももこにしてはすっごい文章がぎっしりという感じ。いつもとは違って絵ではなく写真がメインで、父ヒロシとか今までにも何度か見たことのある名前の人々が写真入りで(といっても、ちょっとぼかしてあるものもあるが)出ていたりして、この人があの〜さんか・・・と思うところもあったり、結構面白かった。
もともと「アミ」シリーズを書いたエンリケ・バリオスさんに会いに行く話が入っているというので、それが読みたくて借りたわけなんだけれど、その話はあまり大したことがなかったかも。
一番何なの?と思ったのは、サバイバルスクール体験の話。あんたたち、何しに行ったんだ?と・・・。それから、編集者の人の描写がおかしかったな。編集者ってこんなんでもいいんだ?と。まあ、おもしろおかしくデフォルメされてるんだろうけどね。
もともと私は不思議なことは大好きで、いわゆるトンデモ本と呼ばれるものも大好き。一時期ノストラダムス研究家として(?)、そういう関連の本を買いあさっていたこともある。(いまだに捨てられないバカな自分) なので、この徳間書店の変わった編集さんにはちょっと親近感を抱いてしまった。
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