新潮文庫 1992
ビートたけしが少年を題材にした短編集。「ドテラのチャンピオン」「星の巣」「おかめさん」の3本。
実はこの作品、最初の主人公の話が3篇だと思っていたのだけれど、そうではなく、まさに主人公が別の3篇だった。
この3作品の中では「ドテラのチャンピオン」が最も面白く、あとのはそうでもなかった。ただ「ドテラ」って??とちょっと思った。ゆかたみたいなものなんだろうか・・・。挿絵とかもないし、よくわからなかった。あと「はだし足袋」というのも知らない。やはり世代が違うからか。でも、この運動会の描写は古きよき時代の(?)運動会そのものの様子を良く表していると思う。私たちの世代の運動会とはまたちょっと違うし、現代の運動会はもっと違うんだろうなーと思うけれど。(だって、最近ブルマーなんてはいている学校ってほとんどないらしいし・・・)
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