夕菜の日記


夕菜の日記

		夕菜

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■　血ぬられたブラウス

2004年03月18日(木)

修了式のため、スーツで出勤しようとした私。

ちびちゃんの反応は予想に反して、あっさりしたものでした。
ぎりぎりまで寝ていてまだぼけ～っとしていたのでしょうか。

さて、家を出て歩き始めた瞬間に

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なんて、びっくりした声を出すんだもんなぁ～。
気がついてなかったのかっ？！
っていうか、そんなに珍しいか？！

珍しいでしょう(^O^)

きっとお風呂あがりか、着替える前の格好とでも思ったのか？
……。

職場では0歳児クラスの子ども達…
ジャージから着替えた瞬間にじ～～～～～っと瞬きせずに見つめられ…
ちらりと覗いたブラウスのリボンを「きれいねぇ～」とさわりに来たり、
おきまりで、パンストの足をなでなでしに来ておりました。

で、修了式の後半…
在所児からの贈り物や歌の時になって2.1．0歳児ちゃんたちの登場。
ほんの少しの出番だからね…
何事もないように～とにかく、入場して定位置に座る。

歌と贈り物が終わり、いよいよ修了児が
「たくさん～の毎日を…ここで過ごしてきたね～♪
何度笑って～何度泣いて～何度風邪をひいて…」うっ…ううっ…

涙を誘う場面。

そこで雰囲気をだいなしにしてはいけません。

我がクラスは１名休みで5名だったのだけど、最近、自我のめばえで
まぁ～気がつよい気がつよい。

修了児の妹がいるので保護者を見つけて泣いたりしないように注意しつつ、
近くに座っている4歳児のお姉ちゃんを見つけて騒ぎそうになるのを押さえたり、
座っていたのに一度立ったAちゃんの場所へ…Bちゃんが座ろうとしたのを
見つけて怒りそうになったAちゃんを慌ててなだめる。
だって、Aちゃんたら…
かんしゃくをおこしたらひっくり返って泣き叫ぶ子ですから。

普段なら「Aちゃんが立つからでしょ？」てなものですけどね～
勝手なもので、ここはBちゃんに折れてもらうしかない…と一瞬で決断。

ぱぱっとBちゃんを移動させて一件落着かとおもいきや、
今度はAちゃん…壁紙が破れているのをみつけて、はがそうとする。

ったく、ゆっくり修了式を感激する余裕なんてありゃしないさ。

「やぶったらダメ」とささやいて怖い顔をしながら手で制止しつつ…
他の子のゆくえも見守っていると、BちゃんがAちゃんに「だ～めっ！」と
注意しに来てしまった。

あ…
トラブるなよ…トラブるんぢゃあないよっ！

と思ったのと、泣き叫ぶ声とどっちが早いか？！

「な、泣くなぁ！！！！」と願いをこめてAちゃんを強くひきよせて
頭をぎゅっと抱いて背中をトントンしながら思いっきりなぐさめ、
2声くらいでおさまったので、ほっとして腕の力を緩めると

うわっ…

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おかげで、「きれ～ねぇ！」と言われていた
ブラウスが血まみれになってるぢゃないかっ！

んもう…

なんてことをしてくれるんだっ。

Bちゃん、爪のびすぎっ！って切ってきてもらったばかりなのに、
端っこがとがって刃物みたいじゃないかっ。

くそぉ～。

式が一応、無事に終わって保育室に戻ったあとでも
「きれ～ねぇ！」とブラウスを触りに来たBちゃんには、
もう「綺麗じゃないわっ！血だらけになったでしょうがぁ！」と
きつく当たってしまいましたわ(^O^)

二日連続で傷ついた子の保護者に謝らないといけないんだもん…。

はぁ～
ちかれた。

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