夕菜の日記
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夕菜



 親愛なる貴女へ〜私信〜
2003年02月07日(金)

今しんどいだろうなぁ…
私も経験したことだから。

手にとるようにわかるからね…
自分の中ではしっかり決めている話。
いつ言うか…って計画を立てて…
その日がやってきて。

はじめは冷静に順調に進む気がするの。
でもね…
そうはいかないもんなんだよね。

終わりにするのは、はじめるよりもパワーがいるって言われるのが、その理由。

今まで妻のことなんて何もいたわったりせずに、
いたわるどころか、存在を無視してるのか?!っていうくらい
冷めた関係だった相手が、

反省の色を見せてくる時期…。

ここまで…とことんまで話したからやっとわかってくれたのか?!…て
ホントにもう一回チャンスをあげてもいいのかも?!って
揺れ動く気持ちと、

いや…性格なんてそうそうすぐに変わるものではないよ!
ここでひるんではダメだ!!って思う気持ちとが交互にやってくるんだろうなぁ。

もやもやして、疲れて…どうしようもなくしんどい時期だよね。

ここで、よく考え直してみてね。

「自分は相手のことをどう思っているのか」
今、一緒にいるのは何故?ってことを。

愛しているのか?
一緒にいて心地いいのか?
情だけで、惰性でいるだけなのか?

「相手は自分のことをどう思っているだろう?」

愛しているのか?
一緒にいたいと本当に思っているだろうか?
その理由は何だろう?
体裁?それとも失うとわかったら心の底からいとしい…と思いなおしたらしい?

そして…
人生80年。

私たちが生きてきた30年あまりの時間を…
もう一回分生きてもまだ60歳なんだよね。

「自分はどんな暮らしをしたいんだろう?」

理想だなぁ〜って思うその暮らしの中に相手の姿があるのか?
今しかできないのに、我慢しつづけてることはないのか?

お人よしで、相手の気持ちを優先して考えてしまう貴女だからね…
隣の芝は青いのか?って思って…
結婚生活ってこんなものなのか?って思い込もうとして暮してきたよね。

誰の家庭内のことも本当のことはよくわからないってなものだけど…
でもね…
「最愛の人のことを自然に気に掛ける姿」っていうのは
即…身に付くものではありませんな。

やっぱり仲良く暮している家庭には、多かれ少なかれ、そんな姿があるものだよ。

貴女が高熱だして苦しんでいるときに、1人で病院に行かして平気だったりね…
貴女の大切な人が大変な病気で入院しても一度も来ようとしないとかね…

そんな貴女が「常識」というのを
「ごめん…気がつかなかったけど、これから気をつける」といわれたとしても、
客観的に考えて!!
無理があるでしょ?

今まで気がつかなかったけどこれからは、ちゃんとする〜とか
反省したから〜とか
君がそんな風に考えてきたなんで気がつきもしなかった〜とか言われたとしても

ちょっとやそっとで、そういう人間になれるとは思いません。
子どものことからの積み重ねもあるし、生まれ育った家庭環境もある。

彼の父親がそういう人だったら、自分のほうがちょっとはまし…ってくらいにしか
思えなくても不思議じゃないんだから…。

半年くらいはがんばって努力してなんとかなったとしても、
人間、無理して暮していたら必ず爆発する時が来ます。

お互いに愛し合ってる…って認識できて
彼のことをもう一度信じてみよう…と思うにしても
自分の中で期限を決めてください。

そういえば…私があと届を出すだけになった頃にふとしたことから
なにげなく話をした50代の女性がね…
離婚暦のある方だったんでした。

周りにいい顔をして借金癖にふりまわされたらしく離婚を決めたときに
「もう、絶対にしない!もう絶対に絶対に迷惑かけないから」って
涙ながらに引き止められて…
子どもたちのことも考えて踏みとどまったのだそうな…。
で、


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性格なんて変わらんよぉ〜!!
相手がいろいろ言ってきても絶対に負けちゃダメ!!
そんなことくらいで、性格変わるくらいだったら、離婚なんて考えないってば!!
がんとして貫きとおしなさい!!ってアドバイスをくれたのを思い出しました。

背中をおしてあげることは、してはいけないことだと思うから…
勝手にいろいろ書いてしまいました。


もうすぐ誕生日だね…
心おだやかな HAPPY BAIRTHUDAY が迎えられたらいいのになぁ…と
思いつつ…

遠くからそっと見守ってるね。



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