|
|
■■■
■■
■ 回想…人を信じること
2003年01月31日(金)
ぼんやりと… 何年か前のことを思い出しておりました。
いやがらせにおびえて… 毎日が不安でたまらなかったあの頃。
そう!離婚が成立してから1ヶ月ほどたった頃だったかな…。 いろいろな法的な手続きやら福祉関係の手続きやら〜と慌しい日々がすぎて、 子どもたちの保育所の慣らし保育も終わったころだったっけな〜。
おかしい…。
新生活をはじめて、すっきりさわやか!な気分のはずなのに、 この不安感と重さは何?…って
にこやかに保育所に子ども達をお願いして、 職安にいってきます!と元気よく出かけていっても 「今の精神状態では仕事を探す状態ではないよなぁ〜」とぼんやり思って 近くにあった女性センターに足をのばしてみたっけ。
2〜3日のぞいてみては何のアクションも起こせずにいたのだけど、 思い切ってカウンセリングの予約をとってみたのね。 あれこれ自分の中で整理できているはずだったのに、 何だろう?っていうのを確かめたくて…。
カウンセリングの当日。
「結婚生活がどんなだったか…。 それがおかしな世界だって気がついて…離婚することにしたこと。 で、離婚したらもっと落ち着いた明るくバラ色の道が開ける!って思ったのに、 そうではなくて…不安で不安でたまらない。 早く仕事みつけて働かなくちゃ!って思うのだけど、 そんな精神状態ではないわ…って思ってここに来てみた。 元夫がいやがらせをしに来る気がして毎日が不安。 自分の居場所も一切教えずに完全にわからないようにして来たのだけど、 実家の近く…というあたりから必死で探せば、 保育園や幼稚園の数なんてしれているから、探し当てるかもしれない。 子ども達を待ち伏せして連れて行こうとしたりしたらどうしよう… 子ども達に何かあったらどうしよう…って怖くてたまらない」
そんな感じのことを思いつくまま話をしたっけな。
カウンセラーはね そりゃあね〜普通の離婚でも不安はいっぱいになるし、 精神的にいろいろでてきて当然なのよ! ましてや、あなたは今まで緊張した世界にいたのが、 やっと安全なところにやってきたわけなのね。 それは戦場から帰ってきたばかりの戦士と同じ状態なのよ…って 言ってくれたっけな。
そして、この生活に対する漠然とした不安と、 元夫から嫌がらせを受けるかも…っていう不安とは別のもので、2つは 切り離して考えるべき…と整理もしてくれた。
それから数日したら、自分の中で考えがまとまってきて 嘘のように落ち着いたんですよね。
嫌がらせされるかも…っておびえて暮すなんてなんて不自然な! もし、そうなればなった時! しかるべき専門の機関に相談して処理することができること。 こちらは正当に、普通に暮しているんだから… もし理不尽なことをされた時には力を貸してくれる人がたくさんいること! 私は1人ではないんだ!ってこと。
そんなことを考えると、 あるかどうかもわからないことにびくびくしていた自分がおかしくなってきて だんだん平気になってきました。
今では、元夫のことを怖いとか…もう思わない。 彼も、きちんと前を向いて生きていっているだろう〜って信じている自分がいる。 私たちの新生活を邪魔するような後ろ向きな人生は送らないでしょ!って。 完全に過去の人になった今だからこそ 思えるのかもしれないけれど…
私は私で幸せにやっているので、 どうぞあなたも幸せにやってくださいな〜って思えるな。 他人の目ばかりを気にして生きるきらいがあった人だったけれど、 その生き方はとってもしんどいからね〜。 彼もなかなか苦労したんだと思う。 いろんなことを経験して…ちゃんと前を見て生きていけるようになってきたのかな?って思います。
離婚届を出す前日や当日のパニックになったときには、あれだけ叫んでいたのにね
|
|
|